前回のコラムでは目元のお悩みの原因を探りました。
今回はその原因別の対策編です。
メイク残りやクレンジングでこすりすぎなら・・・
ポイントメイク落としを使ってきちんとメイクを落としましょう。
こすりすぎないように深呼吸をしながら優しく優しく。
落としやすく残りにくいアイメイク用品を使うのもいいですね。
乾燥が原因の小ジワなら・・・
一にも二にも保湿保湿です。たっぷりの水分を与えてあげましょう。
水分を与えた後は目元用クリームなどで栄養分を与えてあげたり、水分の蒸散を防ぎましょう。
伸びが良く、目元の負担にならずに伸ばせるクリームを選びましょう。
ほっておくと大ジワになっていしまいます。早め早めの対策をしていきましょう。
加齢や紫外線ダメージの大ジワには・・
一度できてしまうとなかなか通常のスキンケアだけでは回復が難しくなってしまいます。
大ジワができなように日ごろから一年を通して紫外線対策をしっかりと行いましょう。
また体内で発生してしまった活性酸素を除去したり、お肌のハリ成分であるコラーゲンの生成に必要なビタミンCをたっぷりとったり、ビタミンCの含まれるお化粧品も合わせて使用しましょう。
シミで目元にクマができていたり、くすむ場合も同じようなケアが必要になります。またこの場合は美白化粧品を使って、シミを薄くしていく必要もあります。
目の疲れ・眼精疲労なら・・・
一日酷使した目を休めることがまず必要です。
目元を温めたり、アイストレッチ、マッサージなどで血流を改善し筋肉の緊張を緩めましょう。
マッサージは強い力やぐいぐい引っ張ったりはNGです。やさしくポイントを押さえたマッサージで疲労を回復させましょう。
表情の癖があるなら・・・
深く刻まれてしまった表情ジワはスキンケアではなくすことは困難になります。
特に「顔をしかめる癖がある」と自覚した時からその癖をやめる必要があります。眉間や額にしわが定着すると険しい印象になってしまうので注意が必要ですね。
癖の自覚の「有る・無し」が将来のお顔にも大きな影響を与えますので、癖はなるべく直していきましょう。
表情筋のストレッチやマッサージで一日の疲れにリセットをかけてあげる事も効果的です。
体全体の血行不良・冷え性を自覚しているなら・・・
とにかく温めることが大切。
冷えは肩こりやむくみなどのほかイライラや病気にかかりやすくなったりと心と体に良いことはひとつもありません。
冷えは「老化」「万病のもと」です。
体温が1℃上がると免疫力は30%アップ、基礎代謝も10%アップ、酵素の働きは50%アップといわれています。もちろんこれらが美容にも直結してきます。
ライフスタイルに合った温め方で、冷え症から脱出しましよう。
それぞれのタイプの見極め方や対策はサロンで是非ご相談ください。
エステでのマッサージや美容液導入効果でここまで改善できる場合もあります。
目元トラブルもエステで解消できるものもありますが、できない事もあります。
お気軽にご相談くださいませ。